親族トラブルだけではない!相続では相続税の問題にも気をつける

日本は特に税金の多い国だといわれていますが、遺産相続を受けた際にも相続税を支払っていかなくてはなりません。
例えばことの相続税を支払わないでいると、どうなっていくのかについて考えてみた場合、自分だけではなく多くの人に迷惑をかけてしまうことになります。

相続税を支払わない兄弟がいる場合には他の兄弟に支払い義務が生じる

まず遺産相続をする際に自分だけではなく他にも相続人がいるので兄妹等で相続をした場合には、自分が支払わない相続税を兄妹が支払わなくてはならないという決まりがあります。
これは一つの遺産を複数人で共有したという扱いになるため、連帯保証として兄妹に請求や督促などが行われます。
反対に兄弟の中に相続税を納めない人間がいた場合、自分にも支払い義務が生じてきてしまうので相続税は必ず支払うようにしましょう。

いつまでも相続税を支払わず、身内に迷惑がかかってしまうと、ここの部分でトラブルが生じてしまうことがあります。
仮に遺産相続そのものがスムーズにできたとしても、相続税に関してトラブルになってしまえば良いことは一つもありません。

支払っていない相続税や贈与税も相続人に引き継がれる

さらに相続人が自分だけであった場合、自分が支払わないでいるとどうなるのかについてですが、生涯相続税を支払わないままでいると、いずれ自分が被相続人となり、自分の相続を受けた人間がそれまで未納だった贈与税も支払っていかなくてはなりません。

ですから、親から遺産相続を受け、この相続に対しての相続税をしっかり支払わないまま被相続人となってしまった場合、自分の子供たちが将来、自分が支払うべきはずだった相続税まで背負っていかなくてはならないということになります。
遺産相続はあくまでも自分の子供たち、配偶者に対し財産を残してあげるというものになるので、ここで本来自分が払うべきだった相続税まで相続させてしまうなどというのは言葉は悪くても非常に迷惑な話になります。

自分が相続人となる立場であっても、被相続人になる場合でも相続税が発生し、相続を受ける際には支払い義務が生じるため、支払いをしなければなりません。
長期間支払いが無い時点で差し押さえなどというケースがありますが、差し押さえになる対象物がない場合には、すべて上記のように自分の子供たちや兄妹に支払い義務が生じてしまうので、遺産相続を受ける際には、相続税を支払っていかれるのかどうかまで、きちんと考えてから受けるようにしましょう。